先日、第8回体幹筋機能研究会として野球肘の発生メカニズムと予防対策を考えるシンポジウムが行われました。理想的なフォームとしては、いわゆるシングルプレーン上で両肩・肘のラインを、股関節・胸椎・胸郭を用いて回旋させ、肘の内反トルクを減らすこと。また骨盤より上は各関節の受動的運動を関節周囲筋の遠心性収縮で制御し、釣り竿のようにしなやかに、前腕を振りだすことが示されました。