皆様いかがお過ごしでしょうか.
2020年3月30日現在,世界各地でコロナウイルスが感染拡大している最中,感染拡大防止のため活動の自粛や制限が数多く敷かれています.
そして,早稲田大学における卒業式も同年2月27日に中止が発表されました.
(以下,早稲田大学 田中 愛治 総長からのメッセージが公表されているページのリンクです)
今年度,金岡研究室からは学部生8名,修士課程の大学院生3名が卒業・修了します.
昨年に引き続き,今年の学生も非常に良い研究を行い,卒業論文,修士論文を書きあげ,最後の発表までやり遂げました.
仕方のないことですが,最後までやり遂げた卒業生の皆様にとって,大事な節目が朧気になったことが非常に残念でなりません.
過去に例を見ない年の卒業となりましたが,大学や大学院で学んだことに変わりはないかと思います.
大学・大学院,そして金岡研で学んだことや人脈を活用して,これからの人生をより豊かなものにしてください.
皆様が4月より活躍する姿を楽しみにしています.
そして幸いにも,2020年9月20日に開催予定の「2020年度9月卒業式」に2019年度の卒業生が来れるようにしていただける予定です.
その時や,落ち着いた時に研究室へでも気軽に顔を見せに来てください.
最後になりますが,金岡研究室 卒業生の皆様,ご卒業おめでとうございます.
皆様の次なるステージでのご活躍,ご健勝を心よりお祈り申し上げます.
P.S.
今年度,無事修了することになりました金岡研究室 修士課程2年の久保田 錬です.
今年度最後の投稿を私がすることになったので,送られる側としてコメントをする機会をいただきました.
言いたいことは二つで,「感謝」と「修士課程への進学を考えてここを見ている方へ」です.
初めに,この場を借りてお礼申し上げます.
金岡先生と金岡研究室の皆さま,2年間本当にありがとうございました.
この2年間は「あっという間だった」という表現に尽きます.
私は外部の大学からの進学で,進学した時には周りのレベルの高さに心底驚きました.
そして私が大変未熟であったため,先生を始め諸先輩方に心配され,数多く指導いただきました.
おそらく,金岡研に2018年と2019年に所属されており,普段から研究室にいらっしゃる全先輩から指導をいただいたと思います.
密に指導していただいた先輩からの言葉で,「努力していると思うのだけど,ゴールとの方向が違うから成長しているように見えない」という言葉は記憶に新しいです.
(※そのあと「だから,ゴールを決めて努力するようにしたほうがいい.今までどうやっていた?今後どうすればいい?」と導いて下さいました.)
加えて,他の研究室の同期や先輩方,そして研究室で同期の中村さんからも数多くの助言や助力をいただきました.
時には相談に乗ってくださり,時には普通他愛もないの会話をしたり,データの解析手法についてを惜しみなく手伝ってくれたり.
皆優しく尊敬できる方ばかりで,他の研究室の院生である自分のことも思い込みかもしれませんが親身に心配してくれました.
この二年間,多くの人に支えてきてもらったから今この場にいることができるのだと思います.
そんな皆様に心からお礼申し上げます.
本当にありがとうございました.
最後に修士課程への進学を考えてここを見ている方へ.
大変なことも多々ありましたが,私は進学して良かった思います.
なぜなら,研究の他にも大切なことを密に学び,成長できたと思うからです.
特に大学院生活でよく耳にしたの言葉は「尊敬(リスペクト)」でした.
先生,先輩,同期,後輩,これまで研究を行ってきた先人の方々など全ての方に対しての尊敬です.
リスペクトがなければ,きっと相手のことを蔑ろにしてしまいます.
リスペクトがあれば,きっと相手のことを大事にして,よりよい関係を作り,自分自身だけで何事もできると思うこともないかと思います.
少なからず,修士課程という短い時間の中では1人の能力の限界もあります.
なので,進学したら尊敬(リスペクト)することが大事に感じるかと思います.
私は人として大事な尊敬(リスペクト)を持つことの大切さを,身に染みて学ぶことができました.
研究を行う上で付随する能力以外にも学ぶことができたので,修士課程に進学して良かったと思います.
院での生活が不安であれば,
・ぜひ,進学を決めるまでに自身のお世話になっている先生など多くの人に尋ねてみて,自分にあっていると思う研究室を探してみてください.
・そして,進学が決まったその研究室の方とコミュニケーションをとりご教示願うといいかもしれません.
・進学したら,可能な範囲で周りの人と関わって2つ以上の居場所を作るといいかもしれません.
・困っている人を可能な限り助けようとしたら,いつかその方が助けてくださるかもしれません.
以上,私からの立場で大変恐縮ですが大学院生活で伝えたいと思ったことでした.
追伸の方が長くなってしまったのでそろそろお暇します.
ここまで読んでくださってありがとうございました!
次のステージでも頑張ってきます!
金岡研究室
修士課程2年 久保田 錬