こんにちは.
今回は,小殿筋の筋活動測定実験の風景をご紹介します.
小殿筋は股関節の外側にある筋肉で,骨盤と大腿骨をつないでいます.この筋肉は他の筋肉の奥にあるため,皮膚の上から直接その筋肉の活動を測定することができません.
そのため,どのような時にどれくらい働くのかなど,詳細な機能について不明な点が多い筋肉です.
そこで,金岡研究室の代表的な研究手法のひとつである「ワイヤ筋電」の登場です.
ワイヤ筋電の詳細は,アーカイブ内にある12月の「つれづれなる学生ライター」の記事をご参照ください.
簡単に説明しますと,細い針にワイヤ電極を通したものを刺入し,針のみを抜去してワイヤ電極を筋内に留置していきます.
あとは,3次元動作解析装置で動作を記録しつつ,どのような時にどのような筋活動が起こっているのかを計測していきます.